メッセージ

ありのままを伝えるコミュニケーション。

1950年代のアメリカ経済界で、企業のイメージ発信や情報コミュニケーションを意図的に作り出す経営戦略が生まれた。会社のマークやロゴタイプはもちろん、封筒や便箋、営業車、屋外サインや看板、そして、広告デザインに至るまで統一的なイメージでデザインし、自らのイメージの均質化に成功した。〜つまりデザインを中心としたその手法が、企業のイメージ向上=人材の確保=業績の向上に大きく貢献したと判断された。そして、この動きは60年〜70年代にかけアメリカで一大ブームを起こし、それはやがて、ヨーロッパ諸国や日本へと拡がった。(現代デザイン辞典/CI〜コーポレート・アイデンティティの項より一部引用)

現代社会において企業のブランディングとは、このようなデザイン的な視覚要素に加え、差別化された企業イメージを結びつける連想を、個々の一般生活者の頭・こころの中に育んでいく活動であると考えられる。そのためには「的確なデザイン」だけではなく、基本的な企業活動〜情報開示、企業理念の周知と確実な実行、トラブル派生時の誠実な対応、社会的な貢献等、持続的な企業努力〜が伴うことがより望ましい。

西畑 敏秀 プロフィール

58年 丸岡町出身
77年 福井県立高志高等学校卒業
82年 東京藝術大学 美術学部デザイン科卒業
84年 東京藝術大学 大学院美術研究科 形成デザイン専攻修了
   
84年 広告代理店 福井新聞PRセンター制作部
92年 野尻昌明氏、中野勝己氏と共に、株式会社バウス設立
V.I計画、メディア広告、SPツール制作等、各種デザインをベースに
企業のブランディング・コミュニケーションを手掛ける
94年 敦賀女子短期大学(現敦賀短大)・非常勤講師(商業デザイン特講)
95年 福井大学 教育学部美術科・非常勤講師(デザイン概論II/メディアとデザイン)
97年 福井文化服装学院・兼任講師(広告グラフィック概論)
98年 福井大学 工学部建設工学科・非常勤講師(造形演習I)
01年 福井大学 教育地域科学部 美術教育サブコース デザイン担当 准教授
福井大学大学院 教育学研究科美術教育専攻修士課程担当 デザイン担当
08年〜 仁愛女子短期大学 生活科学学科 生活環境専攻
ビジュアル・コミュニケーションデザイン担当教授
株式会社バウス・デザイン 顧問
  • 日本グラフィックデザイナー協会会員
  • 福井県デザイナー協会
  • FUCA(福井クリエーターズ・アソシエーション)代表
  • 環境芸術学会会員