加賀の丸八製茶場の商品が、伝統工芸と共働(いわゆるコラボ)して より身近にカジュアルになった。
何種類かの柄がある。これはやはりデザインの領域。
デザインという分野が確立されるまでは かつて美術学校では工芸科の中に、図案科とか意匠科があったらしい。
上出長右衛門の意匠は幅広い。
キツツキ。
紋柄や縞。
日用と工芸の間で、いい存在感を醸している。
金沢の不室屋の昼食についた湯呑み茶碗。
九谷焼の上出長右衛門という窯元の『笛吹き』という絵柄。
六代目の若い跡継ぎが、伝統を継承しながら挑戦した スケボーやトランペットが、伝統工芸に新しい勢いを吹き込む。
伝統工芸のひとつの指針。実にいい日用品。