秋明菊と漢字で表記するとより季節感がある。
この時期、あちらこちらの住宅の庭でピンクや白がゆれている。
ムラサキシキブや萩同様、秋の風景を彩る。
アトリエのキンモクセイは10年経っても勢いがまるでない。 ほんの少しだけ花が咲き葉が伸びる。
普通のキンモクセイは猛々しく生い茂り この季節にはむせるほどの芳香をまき散らしているのだが。
風の通りがよすぎるかもと庭師さんには言われたが。
世間よりだいぶ遅れて咲きはじめた。
クサキリが花粉だらけになっている。
蕾がいっぱい。これからしばらく次々と咲きそう。
No.76で季節を間違えた薄いピンクの萩を載せたが。
白萩に続いて紅色の萩が一斉に咲き始めた。
紫陽花や椿なんかと同様に、いろんな種類の和名があるらしい。
とにかく強い。 根の近くから思い切り切ってもグングン伸びてくる。
秋の楚々としたイメージとはうらはらに、相当たくましい。
まさに秋到来というのを花木から感じる。
花と同じように連なるスズラン。
クロガネモチ。
ハナミズキ。
もう紅葉も始まっている。
ヒガンバナと同じく一般的には赤い花のイメージ。
ほんの1mmくらいの花弁が列をなしてつく。
花名の由来はもちろん水引らしい。
いったん終わってまた咲く花もある。
テッセンが。
パンダスミレが。
ツユクサが。
ブルーデイジーが、置き忘れたかのように1〜2輪咲いている。
それぞれ咲く季節のイメージがある。 今は秋。
まさしく秋のイメージを象徴する萩。
一輪の花よりも、群れてそよぐ様が秋を感じさせる。
一般的には血の色をした深い紅が曼珠沙華。
いわゆるヒガンバナ。
一昨年植えた白が、一輪だけ花を咲かせた。
あまり見ない、清廉な白。
No.93ですでに掲載したムラサキシキブ。
一般的にはこの季節に、連なるように赤紫の実をつける この姿が秋の象徴、ムラサキシキブだろう。
あまり見かけない希少なムクゲ。
しかしここ1〜2年樹勢が弱って、1〜2つしか花が咲かない。 コサージュのようなデリケートな姿。
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