植えていないのに、自然に根付いた花。いわゆる雑草。
小さなタンポポのようなジシバリ。
地表を覆い尽くすように広がる不明の草花。 たぶんウマゴヤシという種類ではないかと思うが。
それにしてもイヌフグリとか、可憐な花のイメージとは 全く合わない花名がついている。
花壇のビオラに隙間ができて。
寄せ植えやプランターでも定番のトレニアを植えた。 花色や種類がとてもたくさんあるようだ。
毎年あちこちに植えているラベンダー。
1年で絶えてしまうのもあれば、木質化して毎年花を咲かせるのも。
その香りにはとてもいやされる。
幹線道路より街中の街路樹でよく見かける。
常緑樹の花は控えめなのが多い。緑が本職だからか。
和の庭園にも存在を発揮する樹形がいい。
バラ園などのガーデニングでは定番らしい。
これも今年植栽。ピンクから白に花色が変化する。
花名が印象と違うが、ギリシャ語で「早い・老人」の意味だと言う。 別名イングリッシュ・デイジーとも。
樹形が荒々しく自然な常緑樹のソヨゴに小さな花がつく。
近くで観察しないと、まず見逃してしまう清楚な小花。
10年前から生垣のように列で植栽してある。
下野と書いてシモツケ。一斉にピンクの煙のような色彩が広がる。 アブラムシがいっぱいつくが、その分テントウムシもたくさん集まるようだ。
もともとはライラックの台木として 意識せずに植えたのだが、今ではライラックを凌駕してしまった。
本来は伸びてきた時点で切らなければいけなかったらしい。
だからライラックが育たなくなってしまうのだとか。
今ではこうしてたくさんの花を咲かせる。
今年の植栽。
洋でも和でも青紫はさわやかに映える。
河原に生える撫子だから、という花名。
図鑑では野草、山草の本に出ている。
たしかに放っておいても自然に葉をぐんぐん伸ばす。
昨年に大きく育ったイソトマだが、今年は芽を出さなかった。
広がる緑も花も、庭全体の中でいいアクセントになるので今年も植えた。
これも緑に青紫が鮮やかに美しい。
街路樹や一般住宅のシンボルツリーでよく見られるヤマボウシ。 自然の野山でも目立つ。
名前の印象がいい、そして樹形がいいし新緑がさわやか。 そしてなにより白い花を(実際にはガク)緑の樹につける。
枝葉いっぱいにつける樹も多いが、アトリエのはほんのちらほら。
もう4m近くに大きく育った。
垣根のように列で植栽しているハクチョウゲ。
かなり多くの民家の生垣でよく見られる。
夏に向けて小さな可愛らしい花を一斉につける。
鳥の白鳥ではなく、白丁花と書くらしい。
一般には海に近いところで育つ強い常緑の樹。
白に近い、香りのよい花を咲かせた。
ピンクのエゴノキはあまり見ないらしい。
造園屋さんにお願いしたら、白か桃色か聞かれ おもわず両方とも注文してしまった。
生育のいい白に比べて樹形はまだ不格好だが、開花は素晴らしい。
白のシランと同じように。 本来はツユクサの紫に似ているからついた花名らしいが。
咲き始めたら次々と競うように、毎日開花が続く。
こちらも復活組。芝のキツい根の隙間から開花。
復活組には、耐え忍んで花を咲かせた芯の強さ、 美しくもたくましい生きる力を感じさせられる。
まるで紙細工のような絢爛さを醸す大輪。
今年は白が4つ、蕾を開く。
玄関の切り花として、来訪者に愛でられる。
ホタルブクロの勢力に圧倒的に押され消えかかっていた。
去年は何百と花をつけていたのだが、 今年はまず雨後に一輪だけ、復活。
これはこれで清楚な感じがしていい。
金津創作の森のエントランスに、並木で植えられているエゴノキに見惚れて。
新緑とともに一斉に咲く小花はさわやか。
季節外れの台風で一気に落ちてしまった。
本来『雑草』などという区分けはないらしいのだが。
植えたわけではないのに、勝手に生えて広がるのが雑草なら このニワセキショウもまさしく。
しかし陽射しが出ると、一斉に咲き始める野草のようなたくましさは爽快。
紫蘭なのに白いシラン。葉には少し斑が入っているが。
自然に庭に根付いて毎年群生していい景観をつくる。
アッツザクラと同様、庭の芝生の勢力が強くて 本来グランドカバーとして広がるはずの種が、肩身を狭くしている。
植えた年は周辺に広がって、なかなかよかったのだが 翌年以降は芝の隙間から、申し訳なさそうに一輪二輪が顔出す。
控えめな感じはわるくないけど。
あまり意識して植えた記憶はないのだが まとまって上品な花をつける。
ラッキョウとかの仲間らしい。なるほど。
これもいつ植えたのか覚えていないが、アリウムの仲間だろう。
ずいぶん前に植えたのだが、芝に負けて毎年少ししか咲かない。
本来なら地面を覆うように広がって咲くはずなのだが。
鮮やかなわりに、毎年スミレのように楚々と咲く。
027の石楠花は清水植物園で入手した1mあまりの樹。 これはホームセンターで見つけた30cmくらいの品種。
身の丈に合わない?立派な花を咲かせる。
紫蘭でシラン。
緑もきれいなので、あちこちの家庭の庭先で見かける。
ちょっと田舎の方の広い庭では、大量に群生している。
本来なら鈴なりに花をつけるのだが。
今年はちょっと寂しかった。
一つ一つの小花が、スズランのようで可愛らしい。
いつ頃球根を植えたのか定かではないが。 突然鮮やかな花を咲かせる。
クロッカスとか水仙が花を咲かせるエリアがある。
しかし毎年ではないから把握できていないのだが。
アトリエの木々も緑がぐんぐん伸びてきた。
ケヤキ(中央)やハナミズキ(手前)ヤマボウシ(奥)も生き生きとした緑。
福井の初夏は実にさわやか。
漢字で書くとなんと奥ゆかしさを感じさせる和名なのか。
オオデマリに対してコデマリ。
しなるように、たわわに連なって咲く。
ホームセンターで買った小ぶりのシャクナゲ。
ツツジがかたまって咲いているかのよう。
黄緑色が映える。
この花に惹かれない人はいないのではないか。
こんな姿カタチがどうして自然に出来たのか。
毎年少しづつ増えて広がってゆく。
これは実にウレシイ。
鯖江と同じヒラドツツジ。
去年は花が少なかったが、今年の勢いはすごい。
所狭しと、ひしめきあって咲いている。
昨年は割と寂しかったが、今年は次々と花を咲かせる。
オオデマリにコデマリとは見事なネーミングだが 種類は全く違うらしい。
無数のチョウが集まっているようなエニシダ。
繁殖力が強いが、自重に耐えられすすぐ折れてしまう。
紋のない黄色だけの花はつつましい。
呼び名のひびきも美しく、群生するミヤコワスレ。
日本産の園芸種というが、自然の野草のようないでたち。
木漏れ日の中を、風に揺れて。見てるだけでなごむ。
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